日常の小謎(2)イチゴ編

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真冬にイチゴの日?


ネットや朝の情報番組などで目にする「今日は○○の日」。 「イチゴの日」というのもあるんです。

ちょっと過ぎちゃったけど、それは1月15日。

「え、イチ ゴなんだから1月5日じゃないの?」と思った人もいるんじゃないでしょうか?

果物のイチゴの日は1月15日。 なぜか?

1・15で「いいイチゴの日」なんだそうです。

クオリティ重視! なんですね。

「いち・ご」にしても「いい・いち・ご」にしても語呂合わせというわけですが、1月15日は真冬。

イチゴは寒さに凍えているはずです。

イチゴの旬は4~6月。本来なら1月に実はなりません。

「でも、ハウス栽培してるじゃん」

その通りなんですけど、なんで真冬にイチゴが必要なんでしょう? 人工的な春を作るためには手間も費用もかかるのに。

理由は複数あるとは思いますが、大きな理由のひとつはたぶん「クリスマスケーキ」です。

クリスマスケーキといえば、パティシエの腕の見せ所! と、ばかりにデザインや素材に工夫を凝らした新作ケーキが毎年、作り出されています。


でも、クリスマスにケーキを食べる習慣が日本に根付き始めたころはケーキの種類も少なかったはず。

真っ白なクリームの上に真っ赤なイチゴがのったケーキは夢のような食べ物だったんじゃないでしょうか。

そこで、真冬に大量のイチゴが必要になり、農家さんが頑張った結果、「クリスマスといえばケーキ」という習慣が当たり前になったんでしょうね。

農家さんにしても、クリスマスの後にはお正月がやってくるので、冬のご馳走として高値でイチゴが売れます。結果、真冬にたくさんのイチゴが出回るので、1月15日がイチゴの日でもよし! となったのかもしれません。

ちなみに我が家ではクリスマスケーキといったら「チョコレートの家」が一番人気。兄弟で取り合いになってました。

イチゴの立場が…。

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