南極に住む“アニキ”ペンギン
「ペンギンってどんな鳥?」って人に聞かれたら、どう答えますか?
「2本足で立ってる白と黒の鳥」
ぼんやりとしたイメージってこういうことじゃないでしょうか?
でも、キングペンギンは首のあたりがオレンジがかった黄色だし、イワトビペンギンには黄色い冠毛があります。コガタペンギンは黒というよりグレーっぽいし。
私はペンギンが好きなので、ちょっと理屈っぽいことを言いましたが、そんな私が「ペンギン」と聞いて、パッと頭に浮かぶ姿は「アデリーペンギン」です。
頭から肩にかけて真っ黒で、お腹は真っ白。色つきのかっこいい冠毛もありません。とってもシンプル。
目の周りだけ白い輪郭があるので、ちゃんと「ここに目があるよ」とわかります。
ペンギンというと「南極に住んでるんでしょ」と思われがちですが、じつは南極に住んでいるのはこの「アデリーペンギン」と「エンペラーペンギン(皇帝ペンギン)だけだといわれています。
私の個人的な注目ポイントはズバリ髪型(え、髪型?)。
見る角度によるんですが、横から見ると《角刈り》っぽい。
「よっ、アニキ!」と声をかけたくなってしまう。
極寒の地に生息するペンギンは、連れてくるのも飼育するのも大変なので見られる水族館は少ないのですが、もしアデリーペンギンを見る機会があったら、アニキの雄姿を目に焼き付けてください!
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