今年の2次予選の話を長々と書いてきましたが、「あと1歩」と思ったところで先に進めずにいました。
その時にふっと頭に浮かんだイメージがRPG。
2次予選を受ける前はどんな問題が出るかわからないし、出題される問題数もわかりません。
1問、また1問と進めていく様子がRPGみたいだな~と思ったんですよね。
今日はばかばかしいお話です。
(注意:以下、一部ネタバレの内容が含まれます)
2次予選をRPG風に再現すると…
《登場人物》 勇者アッシュ
・謎解きは好きだけど、機械音痴でへっぽこ。
・とらわれのお姫様を助けるために謎解きダンジョンに挑戦することになった。
◆1次予選山のモンスターを倒した勇者アッシュは希望と期待を胸に第二予選洞窟にたどり着いた。
最初のモンスター(問題A)は簡単に倒せたが、次の洞窟へとワープする「検索の扉」の使い方がわからず、時間は刻々と過ぎていった。
「ああ、自分にITとTwitterのスキルさえあれば…」
残りの食糧も乏しく「もうだめか」とあきらめかけた時、不意に足元が揺らいで「検索の泉」が動いた。
◆瞬きする間に「2ndステージ」にワープしたアッシュは、モンスター(問題B~E)を倒した。
「『問題DとE』にはカッパが混ざっていたな。日本の妖怪がアルバイトしていたんだろうか?」
そんなどうでもいいことはさておいて、アッシュは「検索の泉」に飛び込んだ。
◆「3rdステージ」ではこれまでとは比べものにならない数の敵が待ち構えていた。
「くっ。敵もだんだん強くなってきたな。だが、モンスターを1体ずつ倒すしかない」
勇者アッシュはモンスター(問題F~K)を倒し、「検索の泉」に飛び込んだ。
◆「4thステージ」でも多くの敵が現れた。
「一体、モンスター(問題)はどれくらいいるんだろう? まさか、(問題X)まで延々と戦い続けなければならないのか?」
アッシュには疲労の色が見えたが、モンスター(問題L~Q)を倒して、次のステージへと足を進めた。
◆「5thステージ」では雑魚モンスターと手強いモンスターが混在していた。アッシュは姫様を助けたい一心でモンスターと戦い続けたが、ボスモンスターの(問題W)を前に苦戦を強いられる。
「このボスさえ倒せば、姫様がいる最後のステージへとワープできるはずだっ」
疲れとあせりから、やみくもに振り回すアッシュの剣はモンスターに当たらない。
疲れ果てたアッシュは倒れ、この日は一旦退くことにした。
翌日、冷静さを取り戻したアッシュはボスモンスターの(問題W)を撃破した。
◆ついに、「Lastステージ」にたどりついたアッシュ。
ここまで苦労してきたが、ラスボスを倒せば姫様を救い出すことができる。がんばれアッシュ!
「ラスボス(問題X)の真の姿は時計だっ!」
アッシュはこれまでの経験からラスボスの正体を見破った。
1時、4時、7時、11時の謎も解き明かし、あとは最後の「12時の謎」を解くだけだ。
「姫様っ、アッシュがお助けいたします!」
アッシュは最後の扉を開けた。
「えっ? 姫様がなんでこんなにいっぱいいるの?」
扉の中には姫様らしき人物がごちゃごちゃとたくさん詰まっていた。
「私が姫です」
「いいえ、私が姫です」
「本当の姫君は私です」
「姫は私…以下略」
姫とおぼしき人物はそれぞれマークの入ったペンダントをしていた。
「木のペンダント」「ダムのペンダント」「バーのペンダント」「ランのペンダント」「ベンチのペンダント」「キングのペンダント」「サイのペンダント」「金のペンダント」ティーポットのペンダント」「ペンのペンダント」「ライトのペンダント」
「一体、どのペンダントをつけている人が姫様なんだっ?」
まさか最後の扉を開けた後にこんな罠が待ち受けているとは思わなかった。
本当の姫君を見極めることができないまま時は過ぎ、ようやく真の姫君を見つけ出したアッシュだったが…。
「あんた遅すぎるわ」
姫君はアッシュに冷たい視線を投げかけ、頭が良くITにも詳しく、機械にも明るい本当の勇者と共に旅立ってしまった。
(やっぱ偽勇者じゃだめだったか…)
頑張れ! アッシュ!
いつかはきっといいことあるさ!(おわり)
◆おつきあいくださりありがとうございます。
予選突破できずに、こんなことを空想してました。
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