どうしてそんな名前に!?
突然ですが「オジサン」という魚をご存知でしょうか?
日本近海で釣れる魚で、食べるとおいしいらしいのですが、これがなぜ「オジサン」という名前かというと…
「ヒゲっぽいのがあるから」
「見たまんまかよっ!」
と、ツッコミがはいりそうですが、この法則を当てはめられたペンギンが今回の主役です。
その名も「ヒゲペンギン」。
もっと具体的な別名が「アゴヒゲペンギン」。
「やっぱり、見たまんまかい!」
と、ツッコミを入れて終わるとこですが、じつは、話はここで終わりません。
日本では「ヒゲペンギン」なのですが、英語では「チンストラップペンギン」つまり、《あごヒモ》ペンギンと呼ばれているのです。
「あごヒゲか、あごヒモか、それが問題だ」
ハムレットも悩むであろうこの難問、皆さんにはどっちに見えますか?
自分は…顔の下に黒い線が引っ張ってあるように見えます。
これを「見たまんまの法則」に当てはめると…
カオノシタニクロイセンガヒッパッテアルヨウニミエルペンギン
長いっ、長すぎる…。
だから短く「ヒゲペンギン」になったんですかね?
「アゴヒゲ」というと大人の男性の象徴ですから、「落ち着いている」とか「なんかエラそう」というイメージです。
だけど、
「アゴヒモ」だと、小学生の紅白帽とか麦わら帽子を連想しちゃって、なんとなくユーモラスな感じです。
印象違い過ぎ。
ヒゲペンギン本人に聞いたら、どっちを選ぶんでしょうね?
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