豚なのに『やきとり弁当』
旅行先の写真を整理していたら、
こんなお弁当の写真を見つけました。
「やきとり弁当」とでっかく書いてありますが、
じつは串に刺さっているのは豚肉です。
焼き鳥なのに豚肉???
以前、函館に行ったときに購入しました。
ハセガワストアの「やきとり弁当」は地元では有名で
函館名物にもなっているそうな。
不思議に思って
「どうして豚肉なのに『やきとり弁当』なんですか?」
と、売っていたお姉さんに聞いてみました。
お姉さんは、はたと首を傾げて
「言われてみればそうですねぇ」
というお答え。
じつは、このお弁当を作っている「ハセガワストア」が
「豚だけど『やきとり』として売り出すよ。これからは独自性の時代だからね!
誰が何と言おうと『やきとり』なんだよ!」
と、ゴリ押し・・・したわけではないようなんです。
お姉さんによると、函館で「焼き鳥」を頼むと、焼いた豚肉が串に刺さって出てくるんだそうです。
だから、「え、なんで?」とは思わなかったそうです。
その地域ならではのネーミングなんですね。
ちなみに私は「塩味」を頼みましたが、「タレ」もあるみたいです。
食べる前は、塩を振った豚とネギを炭火で焼いた、いわゆる「焼きとん」がご飯の上に乗っているという想像をしてました。
でも、食べてみると、思ったより味が濃かったです。塩を振りかけてあるというよりは塩ダレで食べているというイメージかなぁ。
ちなみに、お弁当の容器の端には「溝」がついています。
この溝に串を合わせて、ぐりぐり抜くと、お肉とネギがご飯の上にいい感じで並んで、食べやすくなります。
地元の人は、食べ方をよく知っているので、
やきとり(豚だけど)の串を手に持って食べている人は観光客の人かもしれません。
「あの人は観光客だよ。ラン姉ちゃん」
って、コナン君が小ネタで披露したりして。
函館に行った時には、話のタネにぜひ食べてみて。
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