日常の小謎(5)豚なのに鳥?

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豚なのに『やきとり弁当』


旅行先の写真を整理していたら、

こんなお弁当の写真を見つけました。


「やきとり弁当」とでっかく書いてありますが、

じつは串に刺さっているのは豚肉です。

焼き鳥なのに豚肉???

以前、函館に行ったときに購入しました。

ハセガワストアの「やきとり弁当」は地元では有名で

函館名物にもなっているそうな。

不思議に思って

「どうして豚肉なのに『やきとり弁当』なんですか?」

と、売っていたお姉さんに聞いてみました。

お姉さんは、はたと首を傾げて

「言われてみればそうですねぇ」

というお答え。

じつは、このお弁当を作っている「ハセガワストア」が

「豚だけど『やきとり』として売り出すよ。これからは独自性の時代だからね! 
誰が何と言おうと『やきとり』なんだよ!」

と、ゴリ押し・・・したわけではないようなんです。

お姉さんによると、函館で「焼き鳥」を頼むと、焼いた豚肉が串に刺さって出てくるんだそうです。

だから、「え、なんで?」とは思わなかったそうです。

その地域ならではのネーミングなんですね。

ちなみに私は「塩味」を頼みましたが、「タレ」もあるみたいです。

食べる前は、塩を振った豚とネギを炭火で焼いた、いわゆる「焼きとん」がご飯の上に乗っているという想像をしてました。

でも、食べてみると、思ったより味が濃かったです。塩を振りかけてあるというよりは塩ダレで食べているというイメージかなぁ。

ちなみに、お弁当の容器の端には「溝」がついています。

この溝に串を合わせて、ぐりぐり抜くと、お肉とネギがご飯の上にいい感じで並んで、食べやすくなります。


地元の人は、食べ方をよく知っているので、
やきとり(豚だけど)の串を手に持って食べている人は観光客の人かもしれません。

「あの人は観光客だよ。ラン姉ちゃん」

って、コナン君が小ネタで披露したりして。

函館に行った時には、話のタネにぜひ食べてみて。

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