AIペンギンミステリー(11)  第4話①

AIペンギン

《小さな落し物》 (問題編)

🐧「3枚のカード」

 子どものころから憧れていたアンドロイドと話ができてリュウはうれしかった。もっといろいろ話したかったが、アンドロイドは自分の仕事に忠実だった。

「それでは、そろそろドリンクを選んでいただきましょう」

「あ、そうだった。どんなドリンクがあるのかな?」

そう言いながらリュウは自動販売機に近づいた。


※自動販売機の画像の一部に誤りがあったため訂正しました。
(公開当日2.12、10:15に訂正。それ以前にご覧になっていた方は新しい画像で謎解きしてください。ごめんなさい ><




「いろいろあるなぁ。どれを選べばいいんだろう?」

 リュウは腕組みをして、販売機のドリンクを端から見ていく。




「お渡しした《3枚のカード》をよく見てくださいね」

 迷っていると、アンドロイドがそう声をかけてくれた。

 リュウは渡されたカードを1枚ずつ確認する。

【問題編】

リュウ「1枚目のカード。『忠』って書いてある。下にあるのは模様? それともなにかの絵?」

リュウ「2枚目のカード。カタカナと音符が書いてある」


リュウ「3枚目のカード。5ケタの数字だ。この絵はなんだろう? 蝶の羽かな? なんかの顔? ではないよなぁ」

(わざわざアンドロイドが言ってくれてるってことは、ドリンクを選ぶことにもなにか意味があるのかな? 好きな飲み物をさっさと選べばいいってわけじゃなさそうだ)

 

《 To be continued… 》

次回は、

(12)【〈ヒント編〉「ペンギンの靴」】

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🐧 今回はここまで。

楽しんでいただけたでしょうか?

3枚のカードに謎解きが隠されていそう…。

リュウはなにかに気づけるでしょうか?

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